今シーズンのホーム開幕戦、内容よりも勝利が欲しかったのですが、粘り強い守備が90分通して出来なかったこと、泥臭くでも得点を奪えなかった事が残念です。機動力を持ってFWの選手からボールを追いかけ、ゴールに結び付けたかったのですが、判断の遅さとペナルティーエリア付近での崩しがアイディア不足でした。DFラインももっと怖がらずにビルドアップすること、攻撃に参加することが必要でした。攻守に置いてまだまだスプリント回数を増やしボールを奪取率を上げていきたいです。

　次節までインターバルは短いですが、頭の中を整理して、一つずつ課題を解決していきたいです。

　今シーズンも2,000人を超えるサポーターの皆さんにご来場いただき、とても感謝しています。ご来場いただいた方々に納得していただける試合内容と結果を出せるようチーム全員で邁進して参ります。応援ありがとうございました。

ホーム開幕戦でしたが、決定機の場面を含めて試合を振り返ってください。

「キャプテンとして、エースとして、勝てなかったのは自分の責任だと思っています。決定機は誰が見ても決めないといけなかったシーンだったと思っています」

ホーム開幕戦ということで多くの方が見に来られましたが、次はどんなプレーを見せたいですか。

「やはりたくさんの方がチケットを買って見に来ていただいているのにも関わらず、勝てなかったのは申し訳ないです。その恩返しはやはり結果でしか返せませんので、まだ2戦ですが、次は勝ちたいと思っています」

この試合を振り返ってください。

「前節よりもチャンスは増えていましたし、特に後半は自分たちのペースでやれていました。ただ自分自身もチャンスはあったのですが、最後のラストパスやシュートがズレてしまい、得点が奪えず、悔しいです。試合中にも（横山）久美さんからも『少ないチャンスをものにしよう』と、声をかけあったのですが、自分の力不足だと感じた試合でした」

ラストパスやシュートのズレを直すためには、どんなことを考えていますか。

「今日も前節もそうですが、ラストの部分で久美さんを使い切れていないと思っています。久美さんが良いポジションを取っていても、私たちがそこまで繋げられないのも原因の一つですし、久美さん頼みではなく、反対におとりに使うぐらいにならなければと思っています」

FWはプレッシャーをかけている分、体力の消耗が激しいと思いますが、そのことについては。

「自分自身としては90分間、フル出場することは考えていません。リザーブの選手もいますし、チームとして前線からボールを追いかけることがベースなので、最後まで体力を保たせようという意識はなく、その時にできることをしようと思ってプレーしています。リザーブの選手を信頼していますし、90分間保つのがベストなので、そこは練習で身につけていきたいです」