「横山選手をキャプテンに新チームで2019シーズンが始まりました。若手の選手を育てながら機動力を持った逞しいチームを作って行きます。

　開幕戦の駒場スタジアムは春の嵐で強風が吹く中、風上風下では全く違った展開になり、難しい環境での試合でした。当然押し込まれることも想定内で、その状況でどれだけ粘り強く守れるかが勝負の鍵を握っていると考えていました。失点した時間帯を除けば体を投げ出してハードワークしていましたが、やはり90分を通してやりきることが出来ませんでした。失点の時間帯を考えると悔しくもあり、あと5分間を守り切れない幼さが今年の課題でもあります。前線からの守備で得点を奪えたことは今後も継続していきたいプレーです。

　今年も多くのサポーターの皆さんの声援が聞こえて来ました。みなさんの期待に応えられるようチーム一体となって頑張って参ります」

新チーム、新キャプテンとなった開幕戦を振り返ってください。

「10本シュート打たれようと少ないチャンスの中、勝つこともできた試合だったと思っています。相手に決定機をそこまで作らせなかったので、自分たちの粘り強さをもう少し出すことができれば追いつけた試合だったと思います」

巴月選手のゴールシーンについて。

「昨年までなら自分でシュートを打っていたかもしれませんが、巴月選手がフリーだったので相手が嫌がることをしたいと思って、パスを選択しました」

今シーズンの戦いについて。

「今シーズンは踏ん張り時だと思っていますが、この前の千葉合宿よりも若手が成長していますし、チームとしても成長をしているので、なんとか戦っていきたいと思っています。チームとしてなんとか1部定着をして、個人としてはもちろん得点を獲りたいですが、チームの勝利のために覚悟を持ってやりたいと思っています」

次戦はホーム開幕戦となりますが、意気込みを教えてください。

「色々なことを言われていますが、ホーム開幕ということでそれを覆せるようなプレーをしたいと思っています。今日は負けてしまいましたが、次回のホームではよい雰囲気の中でできるので、勝利を目指したいと思っています」

移籍後初ゴールとなりました。得点シーンを振り返ってください。

「横山選手からいいボールが来たので、あとは落ち着いてトラップしてゴールに流し込むだけだったので、決まってよかったなと思います。」

移籍後初めての試合を終え、今どんなお気持ちですか？

「1部リーグの試合に実際に出てみてレベルもやっぱり違うなと実感しました。まだまだ個人的にもチームとしても、たくさん課題があると思うのでなか二日で次節ホーム開幕戦になるので、一つ一つ修正して新潟L戦を迎えたいなと思います。」

今シーズンは若いチームになりましたが、チームの出来としてはいかがでしたか。

「前から仕掛けていったら、ボールを奪えたりチャンスも増えていくから前から積極的に行こうという、チームとしての狙いがありました。自分自身は最初受け身になってしまったので最初からガンガン行って前半から得点ができるようになれば、勝利につながるかなと思っています。」

自身のプレーのアピールポイントはどんなところですか？

「特に優れているというのは、自分では無いと思っていて、長野に移籍してきて練習や練習試合の中でもたくさんのポジションをやらせていただいているので、毎試合毎試合どこのポジションでやるかもわからないのですが、その中でもチームの為に献身的にプレーすることや、監督・コーチ・チームに求められていることをしっかり出来たらよいと思います。」

今シーズンの目標を教えてください。

「得点の目標とかは全然決めていなくて、チームの勝利に貢献できるようなプレーが出来たらよいと思っています。前線のポジションでもDFでも、チャンスがあったら1点でも多くとれるようにしっかり集中して積極的にゴールを決められたらと思います。」