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2023.8.28

LADIES TEAM

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タニガーン・デーンダー選手とナッタワディ・プラムナーク選手の加入記者会見を実施しました

このたびAC長野パルセイロ・レディースに移籍加入いたしました、タイ女子代表選手、タニガーン・デーンダー選手とナッタワディ・プラムナーク選手の記者会見を行いました。

 

村山哲也強化ダイレクター(獲得の背景と狙いについて)

「まずは今期のレディースチームのコンセプトを振り返りながら、2人の簡単なご紹介をしたいと思います。2つのコンセプトを掲げており、廣瀬監督にもご理解をいただいています。

まず『長野らしさ』について。
前線からのハイプレスとGKからの流れるようなビルドアップは、カップ戦第1節のベレーザ戦でもその一端をお見せ出来たと思います。
エム(ナッタワディ)選手に関しては、この長野らしさのプレッシングで、ボールの回収力とその後の展開力で力を発揮してくれると思っています。
マイ(タニガーン)選手に関しては、ビルドアップからの最後のフィニッシュや攻撃の起点となるプレー、ゴールに繋がるプレーにおいて、高さ・柔らかいタッチ・テクニックを表現してくれると思っています。

 

『長野から世界へ』について。
両選手とも海外経験があります。既にパルセイロ・レディースのチームの一員として溶け込んでいる様子も伺えます。WEリーグでプレーすること自体が海外挑戦ですし、W杯や海外クラブでの経験をチームの中に広め、長野から世界に羽ばたく夢の実現に、チーム全員が意識高く取り組める雰囲気を作ることの相乗効果に期待しています。
そして、クラブと地域経済の発展にも貢献できると考えています。彼女達の情報発信力は絶大で、タイ女子代表の人気選手でもあることから、2選手の個人のInstagramのフォロワー数は現在12.1万人です。彼女達の活躍が、長野とタイの架け橋となり、クラブが長野と東南アジアを中心とした世界のハブになれればと考えております。

2選手の獲得には、この2つのチームコンセプトが背景にあり、戦力としての部分と地域貢献、経済効果といった戦略の両側面があります。
長野(クラブ、地域)が求めるものと、私自身が経験したタイでの出会いとご縁で、今日この日を迎えるきっかけとなりました。
ぜひ熱いご声援ご支援をよろしくお願いいたします」

 

 

タニガーン・デーンダー選手コメント

「マイです。よろしくお願いいたします。AC長野パルセイロ・レディースからオファーをいただいた時、すごく光栄に思いました。自分の実力を認めていただけたことが凄く嬉しかったです。
WEリーグ、日本の女子サッカーは、レベルが高いと感じています。WEリーグで、長野でプレーすることは非常に良い経験となりますし、学ぶことが多いと思っています。兄からも日本サッカーについてのアドバイスをもらっています。
サッカーもそうですし、文化的なことも含めて、1シーズンを通じて様々なことを学び、日本に慣れたいと考えています。
チームメイトが私たちを温かく迎えてくれたことが非常に嬉しいですし、私たちは安心しています。エムが一緒にチームメイトとしていてくれることが非常に心強いですし、まったく寂しい気持ちはありません。ワクワクしています。

長野は自然豊かな場所が多いので、そういった場所に行ってみたいと思っています。日本に来て、街がきれい、清潔なことに驚いています。

前節のアウェイ開幕戦を観戦しました。ベレーザも長野も、凄く強いという印象を受けました。チームメイトが素晴らしく頑張って戦っていましたが、結果として負けてしまったことは非常に残念でした。自分も試合に出場したら、どんな状況でも諦めずに戦いたいと思います。
自分はシュートが得意です。FWですので、ゴールを決めてチームの勝利に貢献したいと思います」

 

 

ナッタワディ・プラムナーク選手コメント

「エムです。よろしくお願いいたします。AC長野パルセイロ・レディースからオファーをいただき、長野の一員になれたことが凄く嬉しいです。
日本のサッカーは、速い、強いという印象です。WEリーグでプレーできることにワクワクしています。自分はパスが得意なので、そこを注目して欲しいです。
パルセイロ・レディースのチームメイトがみんな優しく接してくれますし、助けてくれて嬉しいです。長野に来て行ってみたいところは、山ノ内町の地獄谷野猿公苑です。
アウェイでの開幕戦は、マイの言葉と同じく、両チームが強いという印象でした。自分のプレー、自分の力を発揮して頑張っていこう、そう思えた試合でした。
私は日本に馴染めると思っています。日本でプレーできることが凄く嬉しいですし、日本の料理が大好きです(笑)そば、ウニ、めちゃくちゃ好き!(笑)
タイの人たちからも沢山の激励の言葉をいただいています。応援してくださる皆様のために、頑張りたいと思います」